ミニ屋台「平成の大改修」も最終章を向かえました。
最後の衣装取り付けを行いました。まずは、伊達綱取り付けです。
伊達綱の取り付けは、基本的には、4箇所でとめていきます。屋根部で総才端の下と、隅木金具で2箇所。弦の綱の中間部か、やや下部で1箇所。そして高欄丸桁部で1箇所。計4箇所となります。
このミニ屋台は、隅木の取り付け金具がない。ということで、伊達綱取り付けは3点止めとし、松原方式(3箇所止め)の隅木金具を新設しました。
松原の隅木金具は、このような金具になってます。伊達綱を添えるだけの金具です。他村は大抵、この隅木の部分でも伊達綱を縛れる金具仕様になってます。
伊達綱を取り付けるのは、下の方からです。下の房が本棒の上につくかつかないかの所で、高欄丸桁の所で縛ります。次に伊達綱を丸桁に乗っけて弦の綱の所で縛ります。この箇所がミソなのです。一番大事な所です。女性のグラマーな体型ボン・キュー・ボンのキューにあたる所です。
ここまでできたら、あとは総才端の下で縛るだけです。
伊達綱が取り付けられたら、縛った綱の始末です。
総才端、高欄取り付け部の2箇所で飾り結びをします。
この結び方は、あげまき結びと言うそうです。
あげまき結び・・・よろい、かぶとの後ろに結んで味方への目印にしていた結び方。
この結びの下に房を取り付け出来上がりです。
次に高欄掛けの取り付けました。
最後の仕事です。棒端綱の取り付けです。
とうとう出来上がりました。全体像をどうぞ!
ちょっと伊達綱が上げ気味にしてますが、これが時間ともに垂れてきます。その時がグーです。
あまり下がりすぎてもダメ、上がりすぎてもダメ。そして横に広げすぎてもダメです。
祭りで、世話方がよーく直してますよね!下から「下がりすぎや!上へあげ!おー、ちょっと中や!OKや!」なんてやりとりしてますよね。
それぐらい、伊達綱の格好は大事なのです。ギャラリーから「不細工な付け方やな!」なんて言われたくないもんね!
さて、このミニ屋台を預かってから、1ヶ月。精一杯やったつもりです。1ヶ月楽しめさせて頂きました。また、いろいろ勉強させて頂きました。
依頼主の長治の孫さん、ありがとうございました。
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