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2008年5月

2008年5月30日 (金)

ミニ屋台大改修記16

屋根の水切り部の塗りを終え、屋根部塗り完成です。

これから、金具の取り付けにかかります。

まず、紋木を取り付けました。

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いよいよ金具取り付けです。

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作業は順調に進んでます。

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昇り総才までつくと雰囲気でてきました。

上の写真では、何気なくついている紋!こいつを取り付けるのに一苦労でした。

今回の難航作業です。0,9㎜の釘を屋根板より上4㎜の所で打たなくてはいけない。金槌を屋根板につけられないし、往復も少ししかできない。

金槌が屋根板に擦れるかもしれないので、ガムテープで養生し、ラジオペンチで釘を持ち、金槌で2、3発で釘をさす。これが至難の業です。手が3本ほしい!

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ここまで刺さったら、あとはピンポンチでこつこつと。

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鏡の取り付けも、改修前は表から小さな釘で取り付けてました。鏡に穴を空けるのも気が引ける。御幣を変える時も単体で簡単に外せる様に差込式に改造しました。

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水切り部のステーです。

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出来上がりです。

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2008年5月29日 (木)

ミニ屋台大改修記15

いい感じに屋根の塗りができました。

ひたすら、コンパウンドで刷毛目を磨く。

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荒、細目、極細目の3種類のコンパウンドで手で磨く。指紋が無くなりそう!

仕上がりです。

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続いて、水切りの塗りをする。

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屋根は、暫くの間、乾燥の為、キューピームロでお休み下さい!

屋根が完成すると金具付けをするので、金具をひたすら磨く。

やっと、全金具磨き終了しました。

紋木も新調しました。

製作の様子です。改修前の屋台には、横木だけでしたが、今回縦木もいれ十字にするようにする。

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2008年5月27日 (火)

ミニ屋台大改修記14

屋根の塗りも3回目。これが最後の上塗りとしたいが!

念入りに研ぎから。

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前回塗った後、保管場所で塗りの状態を見ていると、小さな塵や埃が塗装面に降っているのが見えた。

それで、急遽覆いを作る。かっこよくいうと「ムロ」です。

「ムロ」は、漆をぬった製品をいれておく所です。埃などから製品を守る事もあるのですが、漆が乾くのは、ある程度湿度もないといけないらしい。その湿度、また温度も管理する物(部屋)なのです。

うちのムロは、湿度は低いほうがいいし、温度は高いほうがいいのですが。

ここに赤外線ランプでもいれて、早く乾かしたいぐらいです。

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ダンボールで製作しました。

適当な大きさのダンボールがなく、近くのスーパーで頂いてきました。2個のダンボールを連結。いい所に穴も空いて、これが通気穴の役目になる。わが工房の素晴らしいウェポンになる事、間違いなし。

「キューピー君」、埃から屋台を守ってくれ!頼むぞ!

さー!塗りです。

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今回は濃度を濃くしてみました。気になる所もあるのですが、塗ったあとで、そこをもう1回触ってしまうと、もっとひどい状態になるのです。ここはグッと我慢です。

明日まで、キューピー君の中でゆっくりお休み!さーどうなっているやら?

高欄に高欄掛け台を取り付けました。改修前は、1本のビスだけで留まってましたが、今回の改修で4本止めに変更。頑丈です。

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高欄の作業は、これで終了です。だんだん出来上がっていくのもうれしいのですが、少しさみしいような・・・。これ完成したら、わたしちょっと抜け殻になるかも?

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2008年5月26日 (月)

ミニ屋台大改修記13

本塗り2回目(中塗り)に突入!

まずは、研ぎから。

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そして、塗りです。

1回目の塗りは気泡と刷毛目の戦いでした。気泡、刷毛目がでても、重い塗料なので、ある程度は消えるのですが、完成をみると少しにきびがでてました。

もう、塗ってる間でも部屋を真空にしたい!一筆一筆、集中できる忍耐、根性がほしい!

で、昨日、筆を新調。(結局道具かいな!)手がついていってない分、道具でカバーするしかないのです。トホホ!

素晴らしいウェポンになるか?

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うーん筆の使い心地は、とてもいい!やーや!塗料が垂れてる!これは、濃度と筆に塗料をつける量でクリアできるかな?次回の課題です。

鏡にこんな事もしてみました。

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彫った文字と縁に金塗料を入れてみました。ちょっと、白浜中村仕様か?

御幣の付く木の所を塗れば、鏡は完成します。

2008年5月24日 (土)

ミニ屋台大改修記12

作業も本丸に移っていきました。屋根の本塗りをしました。

1回目の塗りです。

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合成漆は、粘度も高く、乾きがとても早いのです。一気に塗っていかないと、筆跡がついたり、ひどくなると表面が凸凹になります。 塗りやすくする為に薄め液を多くいれて粘度を低めてぬると、地に塗料が着かず下に流れてしまう。ある程度の粘度をつけ、塗料をまずおいてから、筆の先でなする感じで塗っていきます。筆全体を使って塗っていくと気泡がでたり、筆を上下左右と塗っても気泡がでる。かならず筆の動かす方向は一方通行です。

続いて、金具をひたすら磨きました。もう少しで全金具磨けそうです。

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2008年5月23日 (金)

ミニ屋台大改修記11

昨日、彫りを施した鏡や、高欄掛け台?に本塗りの1回目(下塗り)をしました。Img_4246

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本塗り仕上げを終えた高欄と井筒を、綺麗な艶がでるまで手にコンパウンドをつけてひたすら磨きあげました。

改修前の状態とくらべると、しっとりと深みがありますな!(写真を撮るのを忘れておりました)

それらに、金具取り付けに入ります。

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金具の釘穴を利用し、小鋲(釘)を打っていきます。木地の方は、釘穴に充分パテは入れていましたが、改修前と同じサイズの釘を打つと、ブカブカ!予測したとおり効きませでした。甘かった!

金具位置を変えると不細工だし、釘を打つ位置をかえれば前の釘穴がそのままでこれも不細工!どうしよっかな?

余談ですが本当の屋台でしたら、毎年釘位置を変えて対応してますがね。ですから、年数のたった屋台の丸裸の姿をみると、釘穴だらけ、傷だらけになってます。一番見てはいけない姿です。

それで、太いサイズにかえたり、同じサイズの釘でも長いものにして奥で効かせる様にしました。

よく効きますがな!何とかなりました。厚み3ミリのところに1,2㎜の釘をうつのは、ちょっと怖かったですが。

出来上がりです。

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せっかく塗ったところが、ほとんど隠れてしまいます。まだ衣装をつけると殆どが・・・

井筒もこんな感じに仕上りました。

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宇佐崎の井筒に似てる!

この金具、写真ではわからないとおもいますが、1個1個手打ちの金具なんですよ!

てまひま掛け、いい仕事してます。すばらしい物です!

2008年5月22日 (木)

ミニ屋台大改修記10

昨日のスパーウェポン(何気なくもった筆)で高欄、井筒の仕上げ塗りをしました。

3回ぐらいでコツつかむ!とはよく言ったもので、大分慣れてきました。この調子で屋根に移りたいですね。

気分は、まるで砂○さんです!

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充分乾燥してから、磨きにはいります。

鏡に「八幡宮」と文字を彫りました。前は、金色に塗ってあるだけで、落書き?さみしくボールペンで「八幡宮」と。

今回の改修では、中村仕様のように黒塗りの金字にする予定です。

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デザイン用の鋭角刃先のカッターと三角刀を使いチビリチビリ。

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播の米の部分が、ちょっとぼけてしまったかな!これ以上は無理。おゆるしを!

高欄や井筒に、金具をつけるのですが、0,9㎜の真鍮丸頭の釘を探してます。

どなたか、売っている所ご存知ではないでしょうか?知っておられる方はコメントください!

2008年5月21日 (水)

ミニ屋台大改修記9

高欄、井筒の2回目の本塗りです(中塗り)

昨日いい筆を見つけてきました。

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さっそく塗っていきました。

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さあ、新調した筆の使い心地は?

ダメでした。あまりにも腰がありすぎて。塗料をかいてしまうのです。

それで近くにあった、何気なくとったポスター用の筆で塗ってみたところ、これがグー!

理想の腰でグー!気泡もでなくグー!これ使えます。

この種類のポスター用筆を、明日ショッピン グー!してこっと。レッツ・ラ・ゴー!

屋根の軒下部分は、黄色の下塗りを2回ぬり、本塗りしました。

これは、スプレーだから塗りやすい!

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2008年5月20日 (火)

ミニ屋台大改修記8

屋根の下塗り終了!

500番のペーパーで、筆跡、泡跡をけずる。

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高欄、井筒、いよいよ本塗りにはいる。本漆はとても扱いが無理。合成の漆を使います。

第1回目本塗り(下塗り)です。

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反省点

1、筆がやわらかすぎて、気泡がたつ。

2、濃度を薄めすぎて、木地にのっていかない。

次回は、この点を気をつけよう。

乾かす間に、大工仕事をする。現屋台の高欄掛けの位置が高いのが気になってました。

で、取り付け位置を、もう6㎜下になるよう手直ししました。

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屋根も本塗りができるのですが、まず軒下の金塗りから始めることにする。

本当は、金箔を貼るところなのですが、いつもお世話になっているメッキ調スプレーを塗っていきます。

その下準備で、金が発色しやすいよう、また塗装がはげても分かりにくくするため、黄色ペイントを塗りました。

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3回は塗らないといけないかな?

高欄、井筒の塗装も乾き、第1回の研ぎにはいりました。

320番から500番のペーパーでぐるぐる磨きです。

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磨けば、まだ下地がでてきます。

3回か4回重ねないといけないかな?

とりあえず、腰の強い、筆を探してこよっと。

2008年5月18日 (日)

剣道昇段試験

今日は、当工房のお仕事もオフ。

娘達とそのお友達の剣道昇段試験にお付き合いをしてきました。

試験会場は、和田山。早朝より出かけました。娘達は緊張するわ!なんて言いながら、行く道中グースカ、グースカ!寝てるやん!おい何が緊張してるねん。

会場に到着。

初段から3段までの県から受験される剣士達が、この和田山に集結しておりました。

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次女とそのお友達は初段。長女は2段を受験します。

受験の方法は、まず実技の審査。約30秒の試合を2回行い、審査官がその様子をみて段位にふさわしいか判断します。

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娘達も緊張しながら挑みました。

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保護者の方も心配の様子です。

結果発表!

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結果、両娘、お友達も第1段階突破です。なんかほっと!初段では、4割の方が落ち、2段では約半数の方が・・・。おお、こわー!

つぎは、形審査です。娘達も審査が始まるまでイメージトレーニング中。

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形審査始まりました。次女とお友達は淡々とやり遂げてました。その後、長女の審査開始。そこでハプニング!相手の方が形を間違え、娘はそれに気づき、もう1度やりなおしました。

長女は、審査会場を出た時には、もうアカン!と半べそ状態。

ああ、結果発表までが長い!

結果、両娘、お友達も合格!よーくやった!娘達もはらはらどきどきだろうが、ただ結果を聞く、親も心臓に悪いど!私が受験したいくらい!

次は、最終試験。学科試験です。

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いぇーい!両娘、お友達も合格でした。あーあーやれやれ!

ながーーーい1日でした!お疲れさん!

2008年5月17日 (土)

ミニ屋台大改修記7

下塗りの合間に取り外した金具を磨く。

長年の塵、埃や煙草のヤニ等で曇ってました。

あまり、粗いコンパウンドでゴシゴシをしてしまうと、メッキが剥がれてしまいそうなので、車用のメッキ専用クリーナーを使用してみました。このクリーナーのパッケージには、くすんだメッキが復活!なんて書いてある。こういううたい文句に私は弱い。

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一目瞭然!右が磨く前、左が磨き終えた紋です。よく光ってます。

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今日は総才端と紋を磨いてみました。

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曇った金具がピカピカに復活!とても気持ちがいいですね。夢中で磨いてしまいました。

ふと指をみてみると、血だらけでした!夢中になりすぎて痛さが判らなかったようです。私、結構こういう事しょっちゅうあります。各金具はナイフみたいに鋭利なのです。これから気つけよっと!

しかし、金具は山ほどある。指紋なくなるかも?

今日、仕事で白浜旧街道を通っていると、宇佐崎掲示板にこんな張り紙が!

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うーん気になる!どーなの?何なの?練るの?この屋台は最終どーなるの?

ああ、見たいが、明日は用事でいけない。気が気ではない!

2008年5月16日 (金)

ミニ屋台大改修記6

今日は大工仕事です。

泥台の脚柱の一番下につく泥台沓(くつ)が、現在メッキの薄い板で巻かれてるのだが、外れかかっているし、なんか薄いような気がする。

泥台の通しボルトも黒、角座も黒にしたし、やっぱり沓は厚みのある黒やね。決定、交換してしまおうっと!

同じ幅の妻鹿仕様にするか、内側が幅広い松原仕様にするか?

変わったところで、松原ハイカット仕様に!

プラのLアングルで、製作。部品の切り出しです。2個の部品で1つになります。

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2mmの木ビスで取り付けをするように、穴空けと座繰りをしておく。

取り付けです。

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2個を組み合わせて、現物合わせで余った部分を罫書きしてカット。いちいち幅を測ってたりすると、必ずといってきっちりとは合わないのである。現物合わせが一番正確で失敗がないのだ!

いい言葉だ!ゲ・ン・ブ・ツ・ア・ワ・セ!

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内側が幅広いでしょ!松原風ハイカット泥台沓!これで、依頼主さんが、このミニ屋台でお遊びなられる時も、存分に松原式わーさー(小刻み前進シーソーあるいは方向転換回転シーソー)で練り上げられると思います。

塗装をして、今日はおしまい!

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2008年5月14日 (水)

ミニ屋台大改修記5

高欄をパテ研ぎと下地塗料の足付けの為、ひたすらペーパーでみがく。

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指が入らない。手だけ幼児の大きさになりたい!

最近、肩がカチンコチンに凝ってるのは、このせいかも。

パテ研ぎも終わり、第1回下地塗料を塗る事にする。これは、下地をパテいれて磨いても、相手が木なので、どうしても地がでてしまうのだ。それを塗料を何度も塗っては、研いでいって地を隠す作業なのです。本塗り前の下地作業の最後の仕事です。

下地を塗る、いい塗料があるのです。わたし、これ御用達です。気にいってます。

和信ペイント(株)のうるし下塗り液という物です。いやー、なにもこの会社からもらってませんよ!基本的にはウレタン塗料です。こいつ結構、地を消してくださるのです。塗りやすいし、乾きも早い。また水性だから筆、容器の後始末が楽なのです。すごい宣伝してしまったか?しかし再度言っておきますが貰ってませんよ!

まず、井筒の平桁(台輪)の部分に塗りました。ここは屋根や、高欄のように漆仕上げです。

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次に、高欄に。

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乾き、確かめてみます。でた!黄金の左手!!

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結構つるつるです。この分でいくと3回ぐらいでコツつかむ!いや3回ぐらいで下地はOKかな?

しかしこの塗料は透明なのです。塗ったところがわからなくなるのが難点かな?

研いで、2回目の塗りです。

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2008年5月13日 (火)

ミニ屋台大改修記4

泥台、脇棒の改修です。

脇棒は、受けにビス止めをしてありました。なんかビスは味気ないのです。

本物のように、ボルト・ナット締めに改造を施しました。まずは、分解作業です。

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4㎜穴を掘り、受けの裏側は丸ビスの頭が隠れるよう座ぐりをしておきました。ナットは袋ナットに、その下にはアルミ板でプレートをつけておきました。

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つぎは、泥台。泥台を締め付けているボルトがなんか太いような、また錆びてました。という事で、寸切りボルトを4㎜に変更し、袋ナット仕様に。ワッシャーは、妻鹿、松原のように黒い角座仕様に変更します。とは言え4㎜各座なんて無い。そこで5㎜角ナットで代用しました。

寸切りをのこ刃で切ってます。

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切れたところで、各部品を塗装しました。

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組み付けです。泥台の雰囲気でてるかな?

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大工作業は、今日はココまでで、ひたすら屋根のパテ研ぎに専念する。

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屋根にマジックで落書き?いえ違うのです。この部分は凸凹のところです。ココを削り、パテを再びいれます。

垂木も一本一本削ります。

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2008年5月11日 (日)

ミニ屋台大改修記3

  ひたすら屋根を磨いてます。パテ研ぎ作業です。

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指先で凹凸や傷を確かめながら!この作業は、サンダー等機械を入れてはだめ。てりむくりの曲線をだすのは手じゃないと。

なぜか、感触を確かめるのは、右手より左手の方がいいのです。

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まずは、第一段階は終了。つぎに、また細かい粒子?滑らかなプラスチックパテを手で塗りこんでいきます。

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高欄の釘穴等にパテを入れておきました。つづいて柱の中塗り作業です。下塗りした所を500番のペーパー掛け。表面を滑らかにする事と中塗りの足付けの為に。

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そして、中塗りを施しました。井筒は下塗り。

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いい色になってきました。なぜ上の部分は塗ってないの?本当は全体に塗りたいのですがこうやって立てかけて乾かせないのです。だから片側はこの塗りが終わってから同じ作業を繰り返します。マスキングの場所(境目)はちょうど本棒の所で隠れる所になります。

中村化粧直し2

中村化粧直しが完了しました。

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なんとか、見て頂けるようにはなったかな。

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このケースは、60㎝水槽なんです。この屋台がはいる展示用のケースをさがすが、とてもお高い!手がでません。近所のホームセンターでうろちょろしてた時にこの水槽を見つけました。サイズもピッタリでそれも大特価品。迷わず買ってしまいました。

幟はまっすぐ立てたかったのですが、ケースから飛び出してしまいます。引っ掛け吸盤で斜めに立てかけるようにし、屋台の後ろには紙手を。ディスプレー完了!

うちの工房の宣伝もする為、たかミニステッカーを自作し貼っておきました。

うーんいい雰囲気です。

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昨日、無事納めてまいりました。

2008年5月 8日 (木)

ミニ屋台大改修記2

大改修作業、順調です。まずは大工作業からです。

屋根を支える斗組とその下の井筒の連結は、ビス止め仕上げになっていた。前回の記事に書きました皿斗が割れる原因はココにあり。ビスで止める時に皿斗にヒビが生じ、長治さんのひ孫さんが激しい練りと胴突きを繰り返し、ついには割れたのかも。名棟梁長治さんも「最近の若いもんは、すぐに落としよる。練り方も荒いがな!」なんてお叱りがくるかも?

なんて考えながら、井筒にホゾでさせるように改造をほどこした。

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また、激しい練りの跡を発見!柱のホゾが折れてる。柱は角材をカンナで丸く仕上げてある。4本とも同じ太さ。まさに匠の技です。新調せずホゾは補修する事にする。

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今日の大工仕事はココまでとし、塗り師に変身!

ひたすら、屋根をペーパーがけ。塗装の前の下地作りだ。

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そして傷跡にパテを入れ込む。これから幾度となくこの作業の繰り返しなのだ。

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パテが乾くまで、柱もペーパー掛けをし、本当だったら漆を塗っていくが、ニスをぬる。色はマホガニーです。まだ下塗り段階です。

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2008年5月 7日 (水)

ミニ屋台大改修記1

さて、ミニ屋台大改修にはいりました。

衣装外しです。

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祭りが終わり、御倉に収められ、衣装を外した状態の様。なんか寂しい!

次は屋根を外し金具を外していきます。さすが名棟梁いい仕事してます。簡単に屋根が外れる。

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金具が外れ、丸裸の屋根。釘穴だらけの昇総才と水切りです。

総才金具をはずしたら、1本の昇総才部分で先端が完全に折れ、真ん中あたりでも折れてグラグラ状態。激しい練り合わせの結果か??

数年前の八家みたい。あの時は見るも無慚な状態やったな。だいぶ昔やったか妻鹿も新調屋台の時に2本の昇総才を折ってたな。悲しそうに山上がっていったのをおぼえてる。

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他の部分で数箇所、損傷が激しい。これから大工作業にはいる。

昇総才修復。ダボ穴をあけ、そこにビスを打つ。あとは丸棒でうめます。

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屋根板も一部浮いてるところや、木も紙のようにペラペラの所もある。そこを修復し、屋根板の合わせ目は割れてたり、継ぎ目がめだってる。継ぎ目を掘ります。これは、実際、屋台屋根を塗るときには、この作業をしてます。少し痛々しい作業です。

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屋根を支える斗組も損傷が。大斗の下の皿斗が掛けています。胴つきでもしたの?

古い皿斗をカットし、新しい皿斗を作りを取り付けました。

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今日の作業はここまで。もう後戻りは出来ません。

外した金具達です。これも磨いていかなければ!

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2008年5月 6日 (火)

匠の技3

やーや!とうとう3日連続通ってしまった。通算5日。

菓子博は、入場料が払って、会場は大混雑。それに比べこの匠の技展は入場料無料で、じっくり見れ、おまけに涼しい。立ち止まって見てても、メガホンで「立ち止まらないで下さい」と怒鳴られなくてもいい。いいね!この連休中、祭り気分を満喫できました。

では、昨日の模様です。

実演で大木 光師がこられておりました。

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この、鑿の数の多さ!また、1本1本が綺麗に研がれていてピカピカです。匠です!

大木 光師の経歴です。飾磨生まれの現在35歳。昭和63年、中学校を卒業し当時15歳で富山井波の柳沢栄一師に入門される。修行をつまれ平成6年、21歳で独立し同県で「大木彫刻店」を開業し現在にいたる。

平成15年に生まれ育った英賀・英賀東地区より祭り屋台新調に伴う彫刻の依頼を受け、これが師にとって播州祭り屋台彫刻の初めての作品となる。

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彫り物に迫力を感じます。

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現在、製作されているのが、英賀・矢倉東の露盤だそうです。

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図柄は阿吽の龍です。今年の矢倉東の露盤にこの阿吽の龍が載ります。

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この大木師の実演中には、当然たくさんのギャラリーがいらしゃいました。そこには、白浜妻鹿の役員さん?も多数。展示物には妻鹿現屋台の高欄掛けも展示してあるからかなと思うのですが、妻鹿は17年間練られた現屋台を今年新調する。新調屋台に、この大木さんの彫刻が?憶測ですが!!

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ああ、いい連休でした。いいもの見せて頂きました。この展示物の紹介は、また次回に!

2008年5月 5日 (月)

匠の技2

昨日もまたまた匠の技展に行ってまいりました。

昨日の実演は彫刻家前田貴史師。

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まずは、前田師の経歴です。現在33歳。網干在住。平成5年に富山井波の畠山勲師に入門。同時に富山県井波彫刻高等職業訓練校にも入学され、彫刻の基礎をみっちりと修行される。平成10年には、「富山県勤労者美術展 労働大臣賞」を受賞される。平成12年に独立され現在にいたる。

その間には、網干・天満、大塩・北脇、的形・地など数々の屋台彫刻を製作され、中でも代表作ともいえる大塩・中之丁の露盤がある。その作品が展示されてました。

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実演では、現在手がけていらっしゃる、たつの市浄泉寺の木負を彫っておられた。

材料はケヤキだそうだ。図案は、獏です。

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ケヤキは硬いのか、木槌ではなく金槌なのでしょうか?しかし簡単に彫っていらしゃるので材質が硬そうと感じさせない。匠です。

この大きな物でも、2週間で完成させるそうだ。やっぱり匠です。

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これからの播州祭り屋台彫刻界を担う新鋭!前田師。これからの活躍が楽しみです。

いい物をどんどん彫ってください。

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2008年5月 4日 (日)

本格ミニ屋台大改修

昨日、うちの広報・営業部長○君が仕事を請けてきました。

ある方が所有されているミニ屋台が、かなり傷んでいて、当工房にて綺麗にリニューアルを施してほしいとの事でした。

早速、その屋台を拝見させていただきました。

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本棒サイズ1300ミリ・高さ850ミリの超巨大・本格的ミニ屋台。金具は、本物と同じように打ち出しの物で、衣装も本格的。何でも播州屋台を製作された中でも有名な大工さんが作られたそうです。

月日のたつ中、かなり傷んでおりました。屋根は割れ、くすんでおり、金具はところどころ外れ、輝きがない様子でした。すこし屋台が可愛そうにも!!

本格的ミニ屋台を触れるという事は、私にとっても非常に勉強になります。是非リニューアルさせて頂きたいとお願いしました。

自宅に持ち帰って、まるで子供のように寝そべりながら、遅くまで各部を眺めておりました。ああしてこうして、構想がぐるぐる巻きです。

さあ、連休明けには、作業を開始する予定です。金具師、塗り師、屋台大工に変身します。

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題して「蘇ったミニ屋台・大改修の軌跡」 これどう?ええネーミングや!新たなコーナーはじまります。ご期待下さい!!

おまえは、NHKか??

さてと、今日もイーグレに「匠の技」見にいってこよーっと!

2008年5月 3日 (土)

匠の技

前回に予告してました「匠の技ー播州祭り屋台伝承展」の模様をレポートします。

開幕から、もう今日で3回も見にいってます。あんたも好っきやな!!ほっとけ!!

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展示品は、また紹介する事にして、今日の催しで実演展示があったのでその模様を。

彫刻師の棒谷雅敏師が、狭間を彫る実演を見せていただいた。

棒谷師の経歴

飾磨の生まれで、35歳。平成8年に彫刻の町、富山県井波の柳沢栄一師に入門。平成13年に独立された。

平成18年に、飾磨恵美酒北細江屋台新調時の彫刻を手がけられ、昨年は、露盤を完成させられた。現在はその北細江の狭間を手がけられているそうです。

私が勝手に名付けた、播州若手彫刻師3人衆の一人です。【大木光師、前田貴史師。(お二人も井波で修行される)】

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棒谷師が手がけられた北細江露盤です。とにかくでかい!!図柄は「天の浮橋」。初めて見た図柄です。他3面は「文覚上人の荒行」「後藤又兵衛の撥槍」「野見宿禰の相撲」

実演では北細江の狭間の荒彫りをされておられました。

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2、30本の鑿を使い分け器用に、リズミカルに!!

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下絵も、そんなに詳しくは書いてない。頭の中に構想があるのだろう。まさに職人いや匠です。

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匠の技に見とれてしまいました。はやく完成が見たいです。

明日は、大塩中之丁の露盤、的形地の正角など最近数々手がけられた前田貴史師の登場です。うーん、また明日もいくか!!

2008年5月 2日 (金)

中村幟新調2

幟製作の続きです。

幟のチチの取り付けです。

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次は、紙手作りです。折り紙は、裏面が真っ白です。なので紙テープを使いました。

紙テープは、折り紙より紙質が強く使える奴です。こうやって必要枚数を蛇腹におっておき、最後に一気にカットすると、一枚一枚重ねる手間が省けます。

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各部製作終了。組み立てです。

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幟の完成です。ついでに、あまった竹でミニ紙手も作りました。台付きです。

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